T.E.さん
私立理系卒の私にはEssayは未知の領域だったので苦労しました。濱口塾長から的確な助言、毎回速やかで丁寧なフィードバックを頂けたため、時間をかけてストーリを練り上げることができました。
基本情報
●留学形態:私費
●TOEFL/IELTSスコア:TOTAL(104)、各セクションスコア:Reading (28) Listening (27) Speaking (20) Writing (29)
●最終GMAT(R)スコア:- V(-)、M(-)
●合格校:MIT Sloan
海外MBA留学を目指したきっかけを教えてください。
ピラミッド型で護送船団方式であった自動車業界が、自動運転やビックデータなどを使ったビジネスの開拓に直面している。 上下関係の協業だけではなく、今まで自動車の製品開発では疎遠だったIT業界や新興企業との連携が必須になってきた。 また、自動運転の実現は、インフラ業界や車両を使ったビジネスを営む企業との協業は避けられない。
自動運転の普及で事故のない町や住宅街を作るのが入社以来の夢であり、その実現に向けた、異業種との協業スキル、ネットワーク構築、そして、未経験の地への探求心からExecutive MBAに挑戦をしました。
濱口塾又はGMAT(R) MBA.Jpを利用したきっかけを教えてください。
TOEFLは自力で、GMAT(R)は求められていなかったため、エッセイと面接練習のためのスクールを探していました。
インターネット上の評判も良く、入塾前の濱口塾長とのスカイプでの面談で印象がよかったため、濱口塾を選択しました。
留学先や志望校をどのように決定したか教えてください。
留学先は、海外赴任先のアメリカ、ミシガン州から通学可能な域内に絞りました。MITの数的アプローチを取り入れたマネジメントに強く惹かれたこと、また、平均年齢が41歳で自分の年と同じであったことから、第一志望校をMITにしました。第2志望は、業種の偏りがなくバランスが取れていること、自動車産業への理解も深いミシガン大を選びました。
過去に日本でMBAに通学した経験、IMDでExecutive Educationを受けた時の経験から、クラスメイトの質が一番大事なことはよくわかっていました。EMBAに通学されている方々と複数名話をしたり、食事をしたりして、事前にリサーチしました。MITに通われていた方々は、競争よりも協調性が強かったこと、落ち着いていて安心感が持てたことからMITにより強く惹かれました。
勉強開始から志望校合格までのタイムマネジメントについて教えてください。
Executive MBAを志望される方は、基本的に管理職だと思います。私の場合は日当たり15時間くらい会社で仕事をしていたので、タイムマネジメントは重要な要素でした。
3時に起床し5時までEMBAの受験勉強をして、6時に出社し9時に帰社して、10時に就寝というタイムスケジュールです。帰宅してからも子供と少し触れあえますし、朝は外乱がなく勉強も仕事も集中できました。家族も大切ですし、それ以上に時間を確保するのは困難だったため、約2年前からコツコツと準備を始めました。
MBA留学を目指す受験生への勉強方法アドバイスをお願いします。
・TOEFL又はIELTS
早めに受験をしてTOEFLを知ることが大切だと思います。最初のテストで、記憶力で勝負ができると確信したので、予備校には通わず、一般的な参考書を購入して勉強をしました。結果、3回テストを受けて、80→90→104と目標スコアを取ることができました。
・Essay
私立理系卒の私にはEssayは未知の領域だったので苦労しました。しかし、濱口塾長から的確な助言を頂けたため、時間をかけてストーリを練り上げることができました。
実際の面接のときに感じたのですが、面接官はしっかりエッセイを読み込んでくれるので、何度も直して納得がいくまで作りこむことが大切だと思います。
濱口塾又はGMAT(R) MBA.JPを利用した感想・コメントをお願いします。
濱口塾長の経験豊富で、明確なご指摘にとても助かりました。また、私は、エッセイを何回も書き直したのですが、毎回速やかで丁寧なフィードバックを頂けました。エッセイや推薦文だけではなく、各校固有のフォーマットに合わせた履歴書などもレビューと添削をしていただけ、合格に向けて最大限のサポートを頂いたと思っています。
また、面接練習を担当されているMatthewは、自分の売り込み方や想定外の質問への練習など多岐に渡り鍛えて頂いたと思います。また、各校との英文メールのやりとりも添削をして頂けたのでとても助かりました。
お二方の力添えなしでは今回の合格はなかったと確信しています。
受験生へのメッセージがあれば、お願いします。
Executive MBAを受験される方にメッセージを送らせて頂きます。管理職という立場で、勉強のための時間確保も苦労しますし、家族との時間も大切ですので、時間に追われる日々が続くことになると思います。
しかし、今までの自分のキャリアを振り返り、次に進む道を論理的に描いていくことは自己発見というかけがえのない経験をすることができました。
一方、面接ではBehavioral Questionばかりでした。自分のリーダーシップのスタイルを過去の経験に基づきながら例証していきます。私は二人の面接官と個別に1時間ずつ面接をしましたが、人生で一番、面接者を尊重する、温かみのある面接でした。それが自分のリーダーシップのスタイルに協調をして、とても心地よく感じました。
合格してみて思うのですが、Executive MBAは、実績と相性だと思います。ですので、たくさん勉強したり、たくさん練習すれば受かるというものではないので、積極的に受けて自己開発ができる学校に出会えるとよいと思います。