K.I.さん
エッセイは自分で書いて、最後の推敲をネイティブにお願いするくらいにしようかとも考えましたが、今振り返ってみて、濱口先生の指導なしではビジネススクールに合格することはありえなかったと思います。
スケジュール
社内規定の年齢条件で最後となる年に社内選考に応募。受験プロセスは以下のスケジュールで進みました。
2月下旬 社費派遣候補に決定
3月~ TOEFL 受験開始
4/24 TOEFL 3回目の受験で103(R 28, L 27, S 24, W 24)
しかし、INSEADのMin. score 105およびCambridgeのrequirementであるW25に届いていないため、その後もTOEFL受験を継続
5月中旬 GMAT(R)の勉強開始
7/10 TOEFL 7回目の受験で106(R 29, L 26, S 24, W 27) ⇒ TOEFL終了
7/26 GMAT(R)今年度1回目(通算3回目、3年ほど前に2回受験してました。)の受験で 690 (V 34, Q50, AWA 5.0)
⇒ GMAT(R)終了 (700 over を狙うべきかとも考えましたが、もうGMAT(R)の勉強はしたくないという気持ちが強かったこともあり、ここで終了。)
8月下旬 濱口塾入塾 (出願サポートコース)
9/28 INSEAD round 1 出願
10/3 Cambridge round 1 出願
10/15 Cambridgeより面接のinvitation連絡
11/4 Stanford Sloanの admission directorと面接 (於:東京)
11/5 INSEAD より不合格の連絡 (年齢高すぎ、EMBAに行きなさい、と。)
11/5 MIT Sloan Fellows 電話インタビュー
11/8 Cambridge にて面接受験
11/11 Cambridge より合格の連絡
11/13 MIT Sloan Fellows出願
12/12 Stanford Sloan 出願
1/19 Stanford Sloan より合格の電話連絡
1/24 MIT Sloan Fellows 面接 (於:東京)
1/25 MIT Sloan Fellows より合格の連絡
TTOEFL・GMAT(R)
基本的には市販の参考書をつかって独学で勉強しました。
使用参考書
TOEFL Official Guide
TOEFL TEST 対策 iBTリスニング(トフルゼミナール英語教育研究所)
TOEFL TEST 対策 iBTスピーキング(トフルゼミナール英語教育研究所)
Reading Comprehension GMAT(R) Preparation Guide (Manhattan GMAT(R) Preparation Guides)
Sentence Correction GMAT(R) Preparation Guide (Manhattan GMAT(R) Preparation Guides)
Critical Reasoning GMAT(R) Preparation Guide (Manhattan GMAT(R) Preparation Guides)
International Math Academy 通信教材
Essay
勤務先の先輩および後輩が過去に濱口塾に通っていたこともあって、私も濱口先生にお世話になりました。
当初は無謀にも、自分で書いて、最後の推敲をネイティブにお願いするくらいにしようかとも考えましたが、今振り返ってみて、濱口先生の指導なしではビジネススクールに合格することはありえなかったと思います。
濱口先生からは徹底的にご指導頂きました。考えに考えた(つもり…)で送ったドラフトが、送信5分後に『これでは全くダメです。ネタそのものを再考してください。』や『これではアドミは最初の段落で読むのをやめます。』などという返事が繰り返し来ると凹みましたが、これも合格するレベルのエッセーに仕上げるためには避けて通れないことだと思います。私の最終エッセーは、書き始めた当初のレベルから考えると、格段の差があり、ここまで質を上げて頂いたことに濱口先生には感謝です。
さらに濱口先生の指導は情熱的でありながら、生徒各々には分け隔てなくドライに接していらっしゃった感じがして、私個人的には合っていたと思います。
Interview
濱口先生から紹介頂いたMatthewのレッスンを計10時間受けました。レッスンは想像していたよりも効果的で、回答の内容はもちろん、言い回しなどもチェックしてもらいました。あらゆる想定質問に対して回答を準備しておくのではなく、自分の中にある情報(Why MBAやmost significant accomplishmentなど)の点と点を繋いで回答するスタンスはとても効果的だったと思います。
また、例えば私の場合、回答が突然プツンと終わるような印象があったので、回答の最後に『だから、この経験は私にとって今まで最も影響が大きかったのです。』や『だから、ビジネススクールで勉強したいんです。』というフレーズなどを織り込むような指導も受けました。また、あらかじめ想定していた質問を答える際には、いかにも準備してました!というような感じになるらしく、『うーん、それは面白い質問ですね』などと少し考え込むような素振りを見せるようにも注意しました。
Matthewとのレッスンはすべて録音し、通勤途中などに繰り返し聞きました。自分の汚い英語を聞くのは、かなり苦痛で、困惑させられますが、自分の英語の拙さを認識する良い機会となりました。
最後に
私が最終的に結果を出せた最も大きな要因は、当初思い描いていたスケジュールに沿って、ほぼ思い通りに進められたことだと思います。特にGMAT(R)で勝負出来るスコアを早々に出せたことは、幸運でした。後のエッセーでは、明けても暮れても(仕事中も)エッセーのことばかり考えている状況で相当苦しみましたので、もし他のTOEFLやGMAT(R)と重なっていたらどうなっていたのだろうと思います。TOEFL、GMAT(R)、エッセーの対策をいずれも被らせずにスケジュール通りに進めることは難しいと思いますが、これから受験される方はとにかく先手先手で進めるべく頑張ってください。